東京のど真ん中である千代田区神田を拠点に、東京の大学・専門学校に通う学生中心に活動した学生団体「まちのこ」。
「まちに関わる人はみ〜んな、まちの子ども=まちのこ」という合言葉のもと、まずは関わる学生自身が神田を見て知って好きになって、それからほかの若者たちや在勤者などにも紹介できればと、
神田の人やモノや場所、文化、歴史などのさまざまな魅力を知る人に会い、まちを歩き、共に語らい、取材を重ね、イベントやフリーペーパーなどで発信していました。
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彼らは「自分たちの通う学校があるだけの場所」だった神田との関係性を変えました。
町会の方々、お店の方、企業やNPO、時には行政の方々とも協力し合いながら、若者とまちとの関わり方を見出し、繋がりを紡ごうと右へ左へと動き回っていました。
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今では団体こそ解消してしまいましたが、その頃の活動でまちを好きになった想いや、築いた繋がりは生きています。
卒業後、それぞれが違う道を歩みながらも、神田の道を歩けば知り合いと出会って世間話を話したり、誘い合って食べに行ったり、地域の行事に参加したり、お祭りで神輿を担いだり、住み着いたりしています。
そこで交わされる言葉は
「おかえり」
「ただいま」
「いってらっしゃい」
再び動き出すまちのこも、
関わる人たちが「おかえり」「ただいま」を自然と交わせるまちになるように学生団体まちのこの理念を引き継ぎつつ、
遊び・子ども・未来・まちをキーワードに、
まちと人、人と人を繋げていくために活動をしていきます。
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